それから、小規模の店舗の場合、実験をやったんですが、表に来たときに店の店舗の人がお客さんに声掛けをして、車椅子の人の場合には入れなければ品物をお伺いするとか、あと知的障害者の人たちについても声を掛けるというやり方もあるということで、制度的に整っていない領域ですので、何らかの苦肉の策を取らざるを得ない部分もあります。
あと、知的障害までいかず、グレーゾーンの子、IQが七〇から八五の子、この子らは、学習障害とかいった、そういうところに分類づけられたりするんですけれども、その子らが物すごくやはり大変なんですね。
今は、特捜については特捜でやっておられるわけです、それから裁判員裁判の事件、これはやっている、あと、知的障害の方が被疑者である事件もやっておられる。そのほかに、裁判員裁判対象事件以外のものについても、例えば被疑者が要望したような場合、こういう場合にも拡充する、そういうふうなイメージでよろしいんでしょうか。
それと、あと、知的障害者が働いている就労現場において、経営者、私たちから見ると非常に悪徳経営者でありまして、これは人権侵害事件としてもかなり社会的にも問題になって、裁判にもなりましたけれども、そういった経営者による、例えば本人の年金の着服、私腹を肥やすようなことにつながっていった。